2010年09月19日

第18回 和紙文化講演会 和紙の素材力を語る〜漉き手との交流の中で〜

第18回 和紙文化講演会
和紙の素材力を語る〜漉き手との交流の中で〜


千数百年もの間日本文化を支え続ける美しくしなやかで強靭な手漉き和紙。
今厳しい状況にありながら真摯に取り組む4人の漉き手をお招きします。
その4人の漉き手とのセッションから、明日へつながる和紙を模索します。

【プログラム】
●第一部(午前中) 漉き手からのメッセージ
西田 誠吉 「石州の伝統と現状」
三宅 賢三 「竹紙に魅せられて」
上埜 暁子 「生活実感から紙を漉く」
内藤 恒雄 「お使いいただける和紙をめざして」

※演者交代のお知らせ
三浦一之氏から上埜暁子氏(長野県木島平村)に演者が交代となりました。ご了承くださいますようお願いします。

漉き手プロフィール>>

●第二部(午後2時まで) 手漉き和紙を体感
四人の講演者の紙と、それを使った和紙研会員による作品を展示します。この機会につくり手との交流を!!

●第三部(午後2時から) パネルディスカッション
漉く立場・使う立場・商う立場から見える、今の和紙から明日へつながる提言が生れることを期待して・・・

テーマ 「今の和紙・明日の和紙」
司 会 増田 勝彦(昭和女子大学教授)
パネリスト(五十音順)
漉き手:上埜 暁子、内藤 恒雄、西田 誠吉、三宅 賢三
和紙研会員:
花岡 成治(紙の温度株式会社代表取締役社長)
日野 楠雄(文房四宝研究家)
松浦 節也(小津史料館館長)
森木佳世子(株式会社ペーパーワン代表)
吉野 敏武(元宮内庁書陵部図書課修補師長)

■とき
平成22年11月23日(火)
午前10時〜午後5時(開場:午前9時40分)

■ところ
昭和女子大学グリーンホール
●東急新玉川線三軒茶屋駅下車 南出口より徒歩5分
●JR渋谷バスターミナルより 三軒茶屋方面行 昭和女子大学前下車
※会場の昭和女子大学へのお問合せは、ご遠慮ください。

■参加費:3,500円
※機関誌『和紙文化研究』第18号(1500円)を含む。

■主 催:和紙文化研究会
■後 援:文化財保存修復学会・美術史學會

■参加申込方法
参加費の事前払い込みによる受付です。郵便振替用紙に住所、氏名、電話・FAX番号、専門分野もしくは所属をご記入の上、参加費を払い込みください。定員は250名です。お早めにお申し込みください。
締め切り 11月10日(水)
振込先 郵便振替口座:00170-8-402506 「和紙文化講演会」

■お問合せ先
「第18回 和紙文化講演会事務局」 稲葉政満
TEL. 080-5860-5943(特設携帯電話※)
FAX. 03-5685-7780(東京藝術大学内)
〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8 東京藝術大学 美術研究科 保存科学気付
※特設電話は、講演会前日(11月22日)までの平日午後1時〜6時のみ受付
※会場の昭和女子大学へのお問合せは、ご遠慮ください。

■和紙文化研究会とは…
多彩な和紙文化をあらためて見直そうと、平成元年5月に発足した勉強会です。月例会を中心に、和紙文化に関する調査研究と情報発信など、自主的な非営利活動を続けております。年一回、機関誌『和紙文化研究』の刊行と併せ、広く一般に向け公開講演会を催しております。(代表:稲葉政満)

■特別書籍販売のお知らせ
会場では機関紙「和紙文化研究」バックナンバーなどの特別販売を行います。
詳しくは、こちらをご覧ください。

■第18回和紙文化講演会のチラシ(PDF:1.8MB)はこちらからご覧ください。

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(PDF:1.8MB)
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書籍特別販売のご案内・購入予約

【会場内での書籍特別販売のご案内】
「第18回 和紙文化講演会」当日、会場内では下記の書籍を特別価格(会員価格)にて販売いたします。

機関誌『和紙文化研究』
機関誌『和紙文化研究』は、和紙文化研究会会員による研究論文・調査報告などをまとめた和紙文化研究会の機関誌です。各号に掲載されている論文は、多岐にわたるテーマを様々な視点からとらえたものであり、非常に興味深い内容となっております。
バックナンバー各号の目次

※バックナンバー各号
(但し、1、2、4、7、8号は在庫がございません。)
通常価格 1,500円 ⇒ 会員価格 1,200円


久米康生 元代表の著書
□ 『和紙つくりの歴史と技法』 2008年 岩田書院
通常価格 2,800円 ⇒ 会員価格 2,350円
□ 『和紙の源流』 2004年 岩波書店
通常価格 2,700円 ⇒ 会員価格 2,500円
□ 『パークス和紙コレクション』 1994年 わがみ堂
通常価格 1,800円 ⇒ 会員価格 1,500円


久米康生 元代表の翻訳書
□ 銭存訓著『中国の紙と印刷の文化史』 2007年 法政大学出版局
通常価格 6,000円 ⇒ 会員価格 5,000円
□ ダード・ハンター著『古代製紙の歴史と技術』『和紙のすばらしさ』 2009年 勉誠出版
通常価格 5,000円+通常価格 2,800円= 7,800円 ⇒ 会員価格 2冊 6,500円


【書籍購入予約】
販売状況により、品切れとなる場合もございます。当日の購入予約ご希望の方は、下記に必要事項をご記入の上、記載のFAX番号宛にお申込ください。

FAX:03-5685-7780
(東京藝術大学大学院美術研究科保存科学気付 和紙文化研究会事務局)
お名前、ご連絡先、予約書籍名(部数) 
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漉き手プロフィール

【漉き手プロフィール】

2008年の調査で290軒の生産戸数を数える手漉き和紙の生産者はいくつかのタイプに分けられます。今回は、1家業を継ぎ伝統的な紙を主に漉くタイプ、2自ら伝統的な紙漉きを志し使用目的を定めた紙を漉くタイプ、3地域の伝統を意識した紙を漉くタイプ、4収入源は他に持ち自己表現としての紙を漉くタイプからお1人ずつ講演をお願いしました。

西田 誠吉 (島根県浜田市三隅町)
1955年生まれ。
1981年から家業の石州和紙製造に従事し、7代目を継承する。地元の楮を使用し、原木から皮とり・白皮加工も一貫 して自家で行い、家族で和紙づくりを行っている。
1994年 島根県優秀技能者認定
2001年 経済産業大臣伝統工芸士認定
2002年 国指定重要無形文化財石州半紙技術者会会員

内藤 恒雄 (静岡県富士宮市上柚野)
1948年3月 東京に生まれる。
1969年6月 大学在学中カナダに3ヶ月間旅行、この旅行を体験し「日本独自で世界に誇れる手仕事」として手すき和紙を選択する。
1970年4月 埼玉、島根、岡山にて6年間手すき和紙技術を習得する。
1976年5月 日本の霊峰、富士の麓で仕事をしたいという希望から、静岡県富士郡芝川町上柚野にて独立、現在に至る。
1995年7月 皇后陛下ご下命の和紙を宮内庁にお買い上げ頂く。
2007年5月 手漉和紙の技術伝承の為「駿河半紙技術研究会」を設立する。

上埜 暁子 (長野県木島平村)
1967年 東京生まれ。
1989年 大学卒業後印刷会社にデザイナーとして勤務。
1992年 富士製紙企業組合(AWAGAMI FACTORY)に就職。2年間現場作業に従事。
1994年 長野県木島平村の「内山手すき和紙体験の家」にて手漉き紙制作を始める。

三宅 賢三 (京都府京丹後市網野町)
1955年 兵庫県生まれ。
1986年 1〜2月 金沢、斎藤博氏に紙漉きの「いろは」を学ぶ。
同年6月 京都府網野町(現在の京丹後市)で紙を漉き始める。


※演者交代のお知らせ
三浦一之氏から上埜暁子氏(長野県木島平村)に演者が交代となりました。ご了承くださいますようお願いします。
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2010年09月18日

講演会チラシ

和紙文化講演会のチラシができました。

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和紙文化講演会チラシ(PDF:1.8MB)
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2010年09月02日

『和紙文化研究』ご購入方法

『和紙文化研究』のお申し込みは、下記までFAXでお願いいたします。

FAX送信先:03-5685-7780
(東京藝術大学大学院美術研究科保存科学気付 和紙文化研究会事務局)
各号1部1500円

和紙文化講演会の会場では、会員価格の1200円で販売いたします。

『和紙文化研究』のバックナンバーはこちらからご覧ください。
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2010年09月01日

『和紙文化研究』バックナンバー

第3号 1995年12月3日発行
中国製紙術の先進性とその奥深さ 久米康生
三椏の研究 宍倉佐敏
ブータン王国の手漉き紙 フランソワーズ・ペロー
全国の手漉和紙製造所の現況並びにその紙の製法、種類をまとめて 大滝國義
シリーズ・和紙を考える1
和紙の研究方法と復元紙について 吉野敏武
人物登場 遠藤忠雄氏 みちのく紙を語る

第5号 1997年12月6日発行
捻り揉む和紙とその製品 久米康生
紙衣小考 木村有見
和紙コレクションのアイデンティフィケイション−ドイツ書籍印刷博物館のバルツコレクションの場合 フランソワーズ・ペロー
雲紙の研究 高城弘一
伏流水の源流を訪ねるU 角保恵喜
楮の研究 宍倉佐敏

第6号 1998年13月5日発行
明治期の和紙工芸 久米康生
明治後期加工和紙の技術を知る フランソワーズ・ペロー
紙布小考−この素晴らしき布 木村有見
麻の研究 宍倉佐敏
シリーズ・和紙を考える3
経巻紙背面における磨きの考察  吉野敏武
岐阜県紙業試験場「業務報告」を読む 大滝國義
「だるまは語る」その後 田村 正

第9号 2001年11月10日発行
近世町人社会の紙 久米康生
傘紙に活用された高野紙の伝統技法 草野敦子
楮の研究(二) 宍倉佐敏
渋紙座布団(遠藤まし子氏の円絞り) 木村有見
大壷紙(トイレットペーパー)の歴史 関野 勉
中世の料紙と紙の表裏 上島 有
泉貨紙、その歴史ロマン 角保恵喜

第10号 2002年11月2日発行
近代和紙業界の歩み 久米康生
手漉きから機械すきへ−英国議会資料に見る 製紙技術の変遷 大江礼三郎
和紙と洋紙の接点 森本正和
「雁皮紙」の暖簾と紙商 大柳久栄
木綿と木綿紙の研究 宍倉佐敏
閨紙の名称色々 関野 勉

第11号 2003年11月22日発行
手漉き和紙つくりの新しい流れ 久米康生
木材パルプの研究 宍倉佐敏
紙(手漉和紙・洋紙)登場小説の紹介 関野 勉
石見紙布の現在 北村春香
和紙文化研究会・名古屋講演
古典籍に見る「書写と装訂と料紙」 吉野敏武

第12号 2004年11月27日発行
東洋手すき紙の多彩な伝統 久米康生
韓紙の歴史 朴 英  
奈良時代の料紙とその再現について 宍倉佐敏 
軍用紙(気球紙)の規格 関野 勉
紙のシワを観る 木村有見
現代の漉き手「一代紙漉」について 新井悦美 
『御存商売物』における紙の趣向 白戸満喜子
追悼 フランソワーズ・ペロー女史
パリ装飾美術館所蔵の和紙 コレクションについて フランソワーズ・ペロー 
パリ装飾美術館所蔵の和紙コレクションにみる紙商と暁斎 大柳久栄
フランソワーズ・ペロー氏を悼む 河鍋楠美

第13号 2005年11月26日発行
書写材としての和紙 久米康生
書写内容と装幀形態による料紙との関連 吉野敏武
宮内庁書陵部蔵書の書誌−写す・裁つ・綴じる 櫛笥節男
打紙再考 大柳久栄
『紙漉重宝記』を基礎とした和紙の製法 宍倉佐敏
気球の加工と蒟蒻糊 関野 勉
島根県石東山間部における紙布の聞書き− カミヌノを知る最後の話し手たち 北村春香

第14号 2006年12月10日発行
和紙の多彩な用途と加工技法 久米康生
和紙いろいろ 紙の博物館収蔵の和紙加工品紹介 丸尾敏雄
しわしわの紙−ちりめん紙の魅力 五十嵐久美
染色用の型地紙について−江戸小紋や長板中形の美しさを支える紙− 水上嘉代子
柿渋を観る 木村有見
実験データ 柿渋塗布和紙の湿潤引張強さ 稲葉政満
シーボルト和紙コレクションの琉球国文書と帰化紅紙 稲葉政満・加藤雅人
トイレットペーパー関連特許について 関野 勉

第15号 2007年12月9日発行
料紙加工技術の展開 久米康生
奈良平安の紙 大柳久栄 
岩手県一関 金田家所蔵和紙調査報告書
稲葉政満・吉野敏武・山口俊浩・加藤雅人
19世紀トイレットペーパー20世紀トイレットロール 関野 勉
書籍の沿革1 巻子本から旋風葉まで 櫛笥節男
近現代文学における和紙 白戸満喜子

第16号 2008年11月30日発行
生活を多彩にデザインした和紙 久米康生
紙布産地の研究 北村春香 
特集 和紙文化研究20周年
和紙文化20周年によせて
吉野敏武・稲葉政満・大江礼三郎・大柳久栄・島田達生・小井川元慈・半田正博
和紙文化研究会設立の趣意
和紙文化研究会20年の歩み
『和紙文化研究』バックナンバー
千代紙と榛原 大柳久栄 
戦後・中小企業庁による技術職員養成講習会に見る「和紙製造技術」の項目  関野 勉

第17号 2009年11月30日発行
西洋人による和紙認識の展開 久米康生
和紙産業を陰で支える功労者たち
ジャパン ペーパー カンパニーとジャパニーズ ペーパー プレイス 森木佳世子
トイレットロールのJIS化の経緯 関野 勉
中国北方地区手漉紙製造の現状について 陳 剛
墨色の変化 ―紙と墨と水と―  宣紙〜楮紙へ、にじみの世界 日野楠雄
紙漉きで国際交流 田村 正
紙の博物館収蔵 木村有見 紙遺品リスト
posted by 和紙文化研究会 at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍